地元の人たちとの強力なタッグイベント

「もうかなり前の話だ」

あれは5月22日。もうすでに1ヶ月も前の話となってしまった。

 

群馬県高崎市にて行われた榛名山ヒルクライムイベントに参加したわけです。

人生で初めてとなる自転車イベントへの参加が、通称:ハルヒルとなった。

 

前日にはお酒も飲まず、20時には就寝と健康的な生活をしたおかげもあり、

3時半には起床。

しかし、普段は寝ている時間のため、まだ眠い。

安全運転で会場付近に指定された駐車場を目指す。

2時間くらい運転しただろうか、高浜グラウンドに到着した。

ここで自転車を組み立て、セットアップ。

駐車場から会場まで10分くらいだろうか、ゆっくりバイクを

走らせ、朝の川沿いを気持ち良く走ることができた。

 

受付は前日に終わらせてあるので、当日は荷物を預けるのみ。

荷物は6時までに預け終わらねばならないが、6時を回っても

預けられる気配が全くない。

 

30分以上過ぎただろうか、ようやく荷物を預けて

自分の待機場所に向かう。

 

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既にこんなに自転車が横たわっており、これはすごい景色であった。

 

自分のスタートは最終グループであったため、スタートまでの

時間が大変長く、仮眠をとることができたくらいだ。

 

ようやくグループの移動が始まり、スタートラインへ。

全く緊張もせず、周囲を見渡しているとスタートの号令が!

一斉に動きだす。自分も迷惑にならないよう、クランクを回す。

 

何度か試走していたこともあり、ペースを掴むことは容易だった。

 

このようなイベントには弱ペダ勢がいるようで、京都伏見の

ジャージを着た女性がおり、その人のペースが自分とほぼ同様であった

ことで、勝手にニコやかに追いかけていくこととした。

「なんやこいつ。しかも、キモい。笑うとる」とか言われていそうだ。

 

予想以上に申告タイムが遅かったため、一緒にスタートした人たちを

抜いて進んでいく。気づくと御堂筋くんはいない。

そう、周りを見て判断するほど余裕がなくなっていた。

 

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そんな余裕がない中で、この羊羹は救いだったな〜

羊羹は嫌いな自分だったが、これは美味い!

糖分が多いため手がベトベトになるのだけど、それ以上に

体に染み渡る甘さ、味がなんとも言えない。

もっとくれーと体が欲したが、1本で我慢。

 

今回、榛名湖コースにエントリーしたのだけど、

神社を過ぎてからが本番というくらいの勾配となる。

それまでの坂もだいぶキツいですけどね!!

 

本当、神社からゴールまでの間、歩く人もちらほら。

歩くなら左側に寄って欲しいところだけど、追い越し用の

車線を歩く人もいて、ペースを乱される。

 

なんとかそのような人をかわして、男根岩が見えてきた。

これが男根だよ、有名な。

そんな写真など撮っている余裕など全くない。

 

その付近になるとあと100mとか、あとちょっととか

声援が飛んでくるんだけど、試走で知っている自分は

スパートをかけない。

 

この声援に乗っかり、スパートをかけている人が数名。

そして案の定、失速。「全然まだゴールじゃないよー」と

叫んでいる。

 

試走は大事だ。

 

最後、力を振り絞って、計測終了ラインを通過!

サイコンを確認すると、およそ1時間7分くらいだった。

 

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そして、ゴーーーーール!

 

もう力を使い果たしてしまい、横になりたい。横になりたい。

 

預けた荷物を受け取った後、下山の待機場所に到着。

ここでは、甘酒やキュウリ等が無料で楽しめる。この甘酒がすごく美味い!

ヒルクライム中と後の甘いものは本当に美味い。

 この甘酒のために来年も参加したいと思ってしまった。

 

これまでを読み返すと、全く内容が伝わらない文面。

それが「よく晴れた日は洗濯を」である。

 

とにかく、人生初のヒルクライムイベントとなったハルヒルは

素晴らしい思い出となった。

主催者や沿道から声援をしてくださった地元の人たちには

本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。

 

ハルヒルの心の洗濯度は、120%である。また来年参加したい。