初のヤビツ峠へ

「これ、まだつづくのか」

 

例のコンビニからスタートして30分後にそう思っていた。

 

当日、会社で報告書1本書き上げて上司に提出した後、さてヒルクライムだと会社を車で飛び出し、およそ2時間かけて現地に到着。

意外にも道はスムースに流れていて順調に現場へ到着した。

そう、ここはヤビツ峠に通じる国道246の某コンビニエンスストア

 

ヤビツ峠は、ヒルクライムをされる方であれば大抵知っているという程に有名な場所。ここを登りきる時間でその人の速度の目安になると言われているくらい多くの人が登っているという。

 

そんな峠に私も挑戦デスヨ。と、サイコンのカウントを開始させて出発。

「11kmくらいでしょ、問題ないっしょ」なんて思っていた自分を叩いてやりたい。

 

開始早々から始まる坂、坂、坂。

住宅街から既に斜面であり、調子に乗っていた自分は何も考えずにペダルを回す。

前走者のペースが遅く感じられ、「右抜きますー」と一声掛けて抜き去ったまでは良かった。

その後5分も経たないうちに「あー、もう無理っ。暑い、心臓もバクバクだ。」

ウインドブレーカー脱ぐの忘れましたという理由で早速の足付きである。

 

身軽になり、涼しくなったところで走り出そうとするもビンディングがはまらないorz

あたふた、あたふた。

そんなことをしている間に、先ほど抜いた人にも抜かされる始末。

凄く恥ずかしい(笑

2分くらいを費やしたため、だいぶ差を開けられてしまった。

 

自分の実力を知り思い直して再開。

どこかのブログでヤビツ1時間切りを目標としていたのを思い出し、自分もそれくらいでゴールしたいと思うようになっていた。

達成するには時速12km以上を維持しないと達成できない計算だ。

 

そうこうしている間に前走者に追付いてしまった。どうやら彼はリアディレイラーの変速調整が狂ってシフトチェンジがうまくできていない様子。

その状態でしばらく走っていたが、途中でリタイヤしてしまった。

 

一緒に走る人も居なくなり、一人でえっちらおっちらペダルを回す。

そんな寡黙に回していたがゆえ「おい、これ無理じゃないか」と心が折れそうになる区間が発生。

カップルがキャッキャしながら登っているところに遭遇したのだ。

こちらは、ハーハー、ゼーゼーいいながら。うらやましー

 

そんなカップルも何とか振り払い、何度かここがゴールか?と勘違いしながら進む。

見晴らしはきれいだった!(※帰りに撮影。曇ってしまった〜)

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もう何度もゴールだと思いたいところを通過して、やっと見覚えのある文字を確認。

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なんとか到着してサイコンの時間を読むと56分。目標の1時間切りを達成できました!

 

そして初めてヤビツ峠を何とかクリアすることができた ※1回脚を着いているけどね。

 

Stravaで他の人の記録を見てみるも、30分台の方々がいらっしゃるようで(汗

まだまだ精進が必要ですな〜

 

ということで、今回の心の洗濯物指数 100%

 

実にいい坂でした。初めてでもゆっくりで登りきれる感じ。でも途中でしっかりと心が折れそうになる斜度の坂もある。

今年は何度もこの坂をトライすると思いますので、よろしくお願いします。